プロダクトマネージャーとは?
- 人や物をつなげて前に進める役割
- エンジニアスキルやMBA等は全く必須なスキルではない
- 最高のプロダクトマネージャー
- チームの成功は、自分の成功だと心から信じている人
- PdM?PM?プログラムマネージャー?
- ADPR(Ambiguously Descriptive Product Roles)の違いなんて、組織によって千差万別。組織の人へたくさん質問してどんな期待値かを確認し続けるしかない。
- 役割の境界に目くじらを立てずに、曖昧さの中で新しいことを学ぶことを楽しむのが結果的にgood
- チェックリスト
- 多種多様な役割を受け入れる
- 誤解やズレはその瞬間些細なことでも必ず解決する。将来的に大きな問題になるから。
- 時間ではなく成果に重きを置いて行動する。PdMがどんだけハードワークしても周りはそんなに気にしてない
プロダクトマネジメントのCOREスキル
- 一般的な UX/ビジネス/テクノロジーのベン図の真ん中みたいなのは、シャープに本質を捉えていないと考えている。少なくともこの3スキルを全て備えるべしというような解釈は間違っている。
- COREスキル( Communication, Oragnize, Research, Execute)が重要と定義する。
- Communication(コミュニケーション)
- ★ステークホルダーとの心地よさより、明確さを重視したコミュニケーション力。
- Organize(組織化)
- 人、プロセス、ツールを整理し、自己の都度の介入を不要とする仕組みを作り運用をスケールさせる力。
- もし1ヶ月自分が休暇をとってもデリバリーできる情報とプロセスがチームにあるか
- 今何してんの?への回答にチームとして一貫性あるか
- 他のチームが情報を知りたい時でも最近で理解しやすい情報にたどりつけるか
- 人、プロセス、ツールを整理し、自己の都度の介入を不要とする仕組みを作り運用をスケールさせる力。
- Research(リサーチ)
- ユーザーの現実世界とプロダクトがどう適合しているのか?を常に理解する
- 少なくとも週1回はユーザーから直接学んでいるか?
- 全ての意思決定はビジネスゴールとユーザーニーズに基づいているか?
- ユーザーニーズと利用目的はビジネス仮説になっていないか?実際のユーザーの声を反映できているか。
- ユーザーの現実世界とプロダクトがどう適合しているのか?を常に理解する
- Execute(実行)
- プロダクトのゴールを達成するために、リソースと時間を優先度に従って配分し徹底的に遂行する。
- ★顧客とビジネスインパクトに紐づいた優先順位になっているか?機能が先で後付けロジックになっていないか?
- ★自分が疲れ果てないとチームが必要とすることができないときは、マネージャーに直接相談できているか?
- プロダクトのゴールを達成するために、リソースと時間を優先度に従って配分し徹底的に遂行する。
- プログラミング等のハードスキルは、技術やエンジニアへの興味を持つことができれば全く必須ではない。
好奇心をあらわにする
- PdMのスタンスで最も重要なのは”好奇心”!
- 遠くにいるように感じるステークホルダー(エンジニア,データサイエンス, コンプラ担当etc)からの信頼を獲得する方法は「相手の仕事に心から興味を持つ」こと。心からというの大切で、心から興味を持てば、正確で解像度の高い情報を得ることができ、チームと密接に働ける
- ステークホルダーに何かを聞く前に、関係性を築いておく。ステークホルダーはそれぞれ信頼できるネットワークを持っており、それを自分のために使ってくれることで思いもよらぬ広範囲の相手と繋がれることも多い。
- 守り(プライドや自分の主張を守る)から距離を置く
- 議論ではなく選択肢を与えて会話する
- プライドが傷つけられた時に衝動的に行動したことは大抵悪い方向に行く。まぬまは深呼吸して翌日に持ち越すべし。
- 守りに入りたくなる質問にはまず「いいね、素晴らしい」と言ってから考える
シニアステークホルダーと働く
- 納得できない上司からの指示に対して、チームメンバーに上司がバカだと言うと、チームにおけるあなたの役割は上司からチームを守ることだと定義されこの役割をこなせるかがチームの信頼を得る方法となり窮地になる
- 「大賛成じゃないけど、社内的に〇〇と言う動きがありこの仕事はその課題を解決できる機会になると思っている。その機会をみんなで探そう」とシンプルかつ透明性のある形で伝えるべき
- 大きなMTGでシニアステークホルダーに何かを伝えるときは、絶対に驚かせてはいけない。すべてをまとめて「大々的にお披露目」は多くの非難を浴び自分だけの責任になることがほとんど。
- 具体的にはシニアステークホルダーに個別に説明しておく。
- 事前会話の時間がなければ、伝えたい内容を分解する等して選択肢化して逃げ道も用意しておく。
- 社内政治の中でユーザー中心主義を貫く方法
- ユーザーに説得してもらう:定期的に収集しているユーザーFBを根拠にユーザーニーズを語る。逆に言うとそれ以外の方法では示せない。
- ユーザーニーズとビジネスゴールをできるだけ結びつける。
- 例:オンボを改善すれば新規UU20%あがって、広告収入は10%改善する。
ユーザーに話しかける
- ユーザーを会社の現実世界に引き込むのではなく、自分をユーザーの現実世界に漬けるべし。そのためには賢そうに見せることより、知らないふりをした方がいい。
- その人にとっての一般的な回答より、特定のタイミングにおけるn1の具体回答の方が、得られるものが多い。(好きな食べ物は?より昨日の夕飯何食べた?)
- 自分がすべき仕事をユーザーにさせてもロクな情報が得られない。(イケてるレストラン予約アプリってなんだと思う?とか)あくまでユーザーの利用方法や実態のファクトやニーズに紐づけて要求を作るべき。
- 組織にいるユーザーリサーチャーにメンターになってもらう。(これはリサーチに限らず専門的な職種で有効)
- ペルソナは本当の行動、目的、インサイトに基づいて作成するべき。また、この人のためには作らないと言う「アンチペルソナ」を作るのも有効。
現実と恋に落ちろ
- 完璧にプロマネする方法などない諦めればプロマネの仕事はとても簡単になる。
- 変えられない制約や現実を変えようとするより、ユーザーに価値を届けることに集中すべき
- 制約や社内プロセスがなくなることは絶対にない。
戦略,ピジョン,ミッション的な話
- これらの上段は会社によって定義や考え方はバラバラ。ここを定義するのはあまり意味がない
- 上層部のためにしっかり資料を作るのはいいが、現場レベルでは意味がない。
- 現場ではスーパーシンプルな戦略がベスト。チーム全員がPdMの戦略を1行か2行で暗誦できる状態にしておくことが重要。(例 新規ユーザーが自分と類似した嗜好の人を参考にした提案でお気に入りのアーティストをすぐに見つけられるようにする)
- ↑は同時にやらないことも決めている(既存ユーザーの優先度を落とす等)
- 戦略は鮮度が命。徹底的にアップデートをかける
データで舵を取れ
- 意思決定からスタート。その後データを見つける
- 自分がしようとしている意思決定を深く理解し、後押ししてくれるのがデータ。
優先順位づけ
- PdMがチームの目指す先やその行き方を理解している必要が必ずある。
- それをせずに、優先順位づけのフレームワークに逃げがちだが、これらのフレームワークは必ず曖昧さ(インパクトをどう精緻に定義する?等)を含んでおり、上記が無ければ必ず失敗する
- 会社,チーム,ユーザー,戦略,指標のケーキの層をできるだけ全て見たうえで、それらに貢献or改善するように優先度をつけるべき。


