世界の休日と日本の休日
- 休日への考え方
- 世界のトップビジネスパーソンは、休日こそが主役であり、平日の仕事は大切な休日のためにあると考えている。
- 日本は、平日が主役で休日はそのための休息と捉えている
- 休むタイミング
- 世界は疲れる前に休む
- 日本は疲れてから休む
- MicrosoftのVPの休日実践している5つのこと
- ①休日は仕事を忘れる:できるだけ目の前の楽しさに集中し、仕事の事は頭の片隅に追いやる。
- ②充実させる:休日を怠ける時間ではなく、エネルギーを充電し、読書等により創造性や集中力を高めるための機会と考える。
- ③デジタルデトックスの時間を作る:ビルゲイツも休日にデジタルから離れる時間を意図的に作っていた。
- ④健康管理を徹底:食事、睡眠、運動。
- ⑤良好な人間関係の維持:人とのつながりは、オキシトシン(持続力の高い幸福を得ることができる)の分泌を促す。
- 脳のためにもとにかく趣味をできるだけ持つべし
- 働きがいや生きがいは仕事中ではなく、趣味を満喫することで感じるもの
- 先に休む日を決めて、〆切効果を使いながらそれに向かって計画的に進める。
世界の一流は休日に「自己効力感」を高める
- 自己効力感=自分は目標達成の能力を持っていると自己認識すること=自分に自信を持つこと
- 自己効力感の低下はブルーマンデー症候群やメンタル不調の一因
- 「前向きな自分になる」というイメージを持つのがポイント
- 自己効力感を高める4つのアプローチ
- 1.小さな成功体験を重ねて脳に記憶させる: 行動ハードルの低い目標を設定して達成しまくる
- 2.新しいことにチャレンジ: 自分の可能性を広げることで自己効力感を高める
- 3.人との繋がりを大切にする:精神的な安定により自己効力感を高める
- 4.自己省察する: サウナや公園のベンチで価値観や思考パターンを見つめ直しどうすればもっとよくなるか?を考える。
- 中でも「芸術鑑賞」と「読書」が重要
- 芸術鑑賞: 一般素養であるリベラルアーツに触れ多角的な思考力を養いつつ右脳を刺激することで想像力や発想力を高め、自己効力感を高めている
- 読書:知識を蓄えて自己効力感を高める。
- ビルゲイツ:公衆衛生/エンジニアリング/疾病/科学
- イーロンマスク:ロケット関連/歴史/哲学/科学
- マークザッガーバーグ: 異文化/信仰/歴史/テクノロジー
- ウォーレンバフェット: 盆栽等、投資とは無関係な本を読むことで洞察に基づく投資判断に活用。1日5〜6時間は読書の時間を作り、週末はほとんど読書
- リラックスタイムに将来のことを考える
- 視点1. 価値観と目標の明確化
- 視点2.自己認識と自己管理(ストレスのサインや体の疲労を検知し対処する)
- 視点3.精神的な成長と内省(読書,瞑想)
- 視点4.中長期的なビジョンの見直し
土曜と日曜を戦略的に使い分ける
- 「土曜をどう使うか?」に全集中。土曜はチャレンジデーとして趣味や興味のあるワークショップやセミナーに参加する等未体験のことに積極的にチャレンジ
- 自分にとって重要なことは土曜日に優先的に入れ込む
- 日曜はリフレッシュデーとして、読書や瞑想等の体とメンタルの休養に使う。
- 日曜は、翌日の仕事が脳裏によぎり心から楽しめず、フィジカルなことは翌日に疲れが残ってしまう
金曜日の過ごし方
- 金曜の15時:土日の予定を立て始める
- 当日に予定を決めようとすると、目移りし、高確率で中途半端な形で休日を終えることになる
- 金曜の午後:翌週のタスクの整理&段取りをしておく
- 不安なく休日を迎えられる&月曜のスタートダッシュができる
- 金曜の夕方:予定を入れておく
- 休日の予定を前倒すことで土日の自由度を高め、休日への切り替えを金曜日に実施できる
- 一方で、金曜の夕方にラストスパートをかけるような過ごし方は、肉体的にも精神的にもダメージを土曜日に持ち越してしまい、土曜の朝に徒労感を感じてから、休日モードに入ってしまうのが大きなデメリット
- 金曜日は仕事を中途半端に終える
- ツァイガルニク効果(中途半端な状態で中断すると再開した際に素早く再開できる) を狙い、あえて中途半端に作業を終えて、心身の負担を軽減しつつ月曜日のスタートダッシュを狙う
休日に「1日7分」の新習慣
- 1. 瞑想
- 2. ジャーナリング
- 書く瞑想と言われ、ネガ感情をリセットし集中力が上がると言われている
- やり方は、頭に思い浮かんだことをランダムに紙に書き出す
- 3. 読書