この本のトピックはなんといっても「脳の事前インプット法」。著者は無意識のうちに考えてくれると言ってたけど、実際は事前インプットによって”無意識の中で、急に意識的にその物事を考える時間ができる”ってことなんだろうなぁ。
すべての仕事を2分の1の時間で終わらせるには
・5年以上前の時短本は使い物にならない
・仕事の速さは「頭の良さ」「要領の良さ」おは関係なく、「脳の使い方」の意識で誰でもできる。
・東大の優秀層は先に最後の難易度の高い問題を読み、一問目に戻る。そうすることで「無意識くん」がその難問の解き方をずっと考えてくれてたどり着く頃には道筋が見えている。
・これを「脳の事前インプット法」と言う。
・エジソンもアイディアを思いつくとまずは寝かせて「無意識くん」に閃かせていた
仕事効率をアップするための集中力ケア
・実作業をスピーディに行えるかは”集中力”にかかっている。
・集中力できるかどうかはテクニックを知っているかどうか
・企画や提案書作成等の集中力が必要な仕事はぜひ午前中に
・脳は決断することで疲労する。スマホは無数の決断を迫られるから想像以上に脳が疲労する。
・朝をルーティン化して脳の決断回数を減らす
・50分作業、10分休憩。休憩中はストレッチや軽い運動。
・昼休憩後は脳が弛緩しているため、最初の5分〜10分は簡単な仕事に取り組む
・クリエイティブな仕事はスタンディングデスク、コツコツ系の作業は座って行うと良い
すぐに使える時短テクニック
・無意識に任せる前に、課題の明確化とアウトプットのイメージをしておく。ディテールを無意識に任せる。
仕事相手や同僚との時短コミュニケーション
・上司に企画を通したいならラフな段階で頭出し。
・事前インプットで上司の無意識くんを働かせておく
・提案は2案(1案は当て馬で極力低稼働で作る)用意して選ばせることで反射的なダメ出しを防ぐ
オンライン時代の時短テクニック
・電話は基本使わないが、相手の理解度を確認するツールとしては優秀。作業依頼のインプット等
・MTG中の内職は、単調で頭を使わないものにすると効率が上がる