導入
- 日本人は休暇日数は多いが疲れている
- 他国との違いは休み方にある
- フィットネス疲労理論を意識すべき
- 体力-疲労=出せるパフォーマンス
- 要は疲れたらパフォーマンスおちるよってこと
疲労とは
- 疲労のもとはストレス。ストレッサーは大きく5つ
- 物理的ストレッサー:暑さ寒さ、騒音、混雑
- 化学的ストレッサー:公害、薬物
- 生物的ストレッサー:細菌、ダニ
- 心理的ストレッサー:不安、緊張、怒り
- 社会的ストレッサー:家族関係、人間関係
- 疲労回復のための原動力はATP(アデノシン3リン酸)
- 脂質、タンパク質、糖質を補酵素(ビタミン,ミネラル等)を介してアセチルCoAとなり、これがATPとなる
- 現代社会の食生活を考えると、タンパク質とビタミンとミネラルを意識して食べることが重要
7つの休養モデル
- 活動→疲労→休養では100%回復できない
- 活動→疲労→休養→活力 を加える。活力=ポジティブな負荷
- 7つの休養モデル
- 1.生理的休養-休息タイプ:睡眠、休憩。その際、なんなくではなく必ず自分で決めて休息する。
- 2.生理的休養-運動タイプ:筋トレ、ヨガ、ウォーキング、入浴。疲れるまでというよりは軽く体を動かして血流を良くする。
- 3.生理的休養-栄養タイプ:現代においては食べないことや食事量を減らすことも重視。
- 4.心理的休養-親交タイプ:友人との会話、家族とのスキンシップ、森林浴
- 5.心理的休養-娯楽タイプ:映画、クラシック、将棋、山登り(運動タイプとの一石二鳥)。趣味嗜好を追求する休み方。ストレスがキツくなった時用に自分用の気分転換リストを作っておく(ストレスコーピング)。
- 6.心理的休養-造形・想像タイプ:絵を描く、空想する、瞑想する。心を空にできる創作活動全般
- 7.社会的休養-転換タイプ:部屋の模様替え、買い物、旅行。周囲の環境を変えること。
- 7タイプを組み合わせることがとても重要。疲労回復効果が何倍にもなる。
具体的な新しい休み方
- 先に休みを確保する
- ドイツでは新年の初めに長期休暇の取得時期を話し合う
- 長期休暇は繁忙期の前に取る。
- 週末が始まる土曜日に、次の月曜から金曜までの予定を俯瞰する
- ギチギチに詰まっているようだったら、土日は攻めの休養にあてる
- 土日で攻めの休養が取れないと判断したら、次の平日のスケジュールを調整する