大事なところだけ-リスティング広告-プロの思考回路-

マーケ

リスティング広告の基礎的な説明をある程度省略することで、もう一段踏み込んだ実践的な内容を学べる良書でした。非常におすすめです。

プロが考える1番大事なこと

  • 自社を知る, 競合を知る, お客様を知る の3つ
  • プロが実践している考え方は2つ。「お客様は必ず他社と比較している」「比較された時に勝てる武器は何かを理解している」

アカウント設定とキーワード設定

  • 指名検索でもリスティングを出稿する必要がある。アフィリエイターやショッピングモール等その他のサイトの入札がないなら不要。
  • 最適なアカウント構成は、リンク先URL毎に広告グループを作成すること。新カテゴリが追加されても、広告文とリンク先URLを変えなくてもいいから。
  • 広告文: キーワードを含める(必要に応じてキーワード挿入機能を使う)。1番の自社商品の強みを推す。
  • 他社に商品力で勝てない場合は、商品以外の軸「納期が早いetc」で強みを作る。
  • 広告最適化フロー例は以下
  • クリック単価を下げる時は、掲載順位が下落しないように調整するのが大事

1位をとった方がCPAが上がるパターン

  • 比較検討が無い
  • 検討期間が短い
  • CV頻度が多い
  • 上記は1位のサイトでCVが決着する可能性が高く、流入を増やすことでCPAを下げることができる

需要(検索ボリューム)と供給(広告)のピークがズレてたら要注意

季節性のコンテンツ等は、入札単価のピークより検索ボリュームのピークの方が先に来ることが多い。なぜなら、検索のボリュームが過ぎた後に単価を上げて商品を売り切ろうとするから。検索ボリュームのピークに合わせて単価を上げると後半の単価上げ合戦に参加しなくていいから結果的に効率的に集客できる。googleトレンドでピークを確認して季節性があるか確認すべし。

ディスプレイ広告を使うタイミング

コンパージョンまでのハードルが高く、比較検討されやすいものはラストワンクリックに強いリスティングよりも、検討段階から訴求できるディスプレイ。

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